婚活のお悩み

結婚したくない理由が実家にいたいからってヤバいの?実家の居心地が良すぎる場合の婚活事情とは?

shie

昨今『実家にいたいから結婚したくない』という方が増えている事をご存じですか?

これは、実家の居心地が良すぎる事から影響されているようです。

確かに、実家に居れば家賃や光熱費などの生活費も、一人暮らしより負担を減らす事が出来ますし、人によっては全く金銭を発生させずに実家に居られる、というケースもあるでしょう。

また、料理洗濯といった家事も実家の母に任せきり、という人も少なくありません。

しかし、『実家の居心地が良すぎるから結婚したくない』という理由に、諸手を挙げて賛成する人がどれだけいるでしょうか?なかには

『そんな理由で結婚したくないとかヤバいと思う』

といった辛辣な意見も聞かれることがあるようです。

そこでこの記事では、実家にいたいからという理由で結婚を避けるのはヤバいことなのか、実家の快適さが婚活に与える影響と、自立のための対処法について調べてみました。

 

スポンサーリンク

実家にいたいから結婚したくない!ってヤバいの?

いずみさん
いずみさん
実家にいたいから結婚したくないって気持ちの何がヤバいの?

 

実家の居心地が良すぎる理由

実家暮らしを続けたい理由には

  • 経済的な安定 : 生活費を抑え、経済的に安定して暮らせる。
  • 家族のサポート: 親兄弟のサポートによる精神的安心感が大きい。
  • 快適な生活環境: 慣れ親しんだ環境でストレスフリーに暮らせる。

などが挙げられます。

1人暮らしでは家賃や食費、その他さまざまな費用が掛かりますが、実家暮らしであれば生活費を大きく抑えられるケースが多いのでしょう。

また実家であれば、仕事と家事の両立に疲弊する前に親や家族と役割を分担する事も出来るため、積極的に実家を出たいと思えないとの声もきかれました。

岡崎
岡崎
こういった実家暮らしのメリットには、

『幼少期からの環境を変える事無く暮らしていける』

という安心感も付随しているため、この生活を切り離してまで外の暮らしに興味を持てない、という事なのかもしれませんね。

 

婚活における実家依存の影響

しかし、この実家の居心地の良さが婚活においてはマイナスになることもあります。

実家にいる事で自立心が育ちにくくなり、結婚相手から見た時、経済的・精神的な自立のない印象を与えてしまう可能性があるからです。

また、実家での暮らしに慣れきってしまうと、新しい環境への適応能力が弱く、結婚後の生活において臨機応変さや柔軟な対応に応えられない事も問題となります。

岡崎
岡崎
実家の居心地が良いのは、育ってきた環境が一番自分自身を安心安全の場における、という精神的なメリットによる部分も多いのでしょう。しかし、いつまでもそのままでいられるとは限りません。

実家から離れる事で得られるメリットを見てみましょう。

1:自立心の向上

自分の力で家事や生活費を管理する事は、そのまま自立心を育む事と繋がります。これは結婚相手に対しての安心感を与える事以上に、大人同士の付き合いとして友人関係にも良い影響を与えるでしょう。

2:柔軟な思考を育てる

新しい環境に適応しようと頑張る事は、臨機応変さや柔軟な思考を育てます。物事を多角的に見られるかどうかは、仕事をする上での選択肢の多さや、友人との関係をスムーズに深める事にも繋がり、また、他人と一緒になって暮らしていく結婚後の生活においても広い視野で対処する事が出来るでしょう。

3:新しい出会いの場が増える

実家を離れた独り暮らしでは、新しい環境に飛び込んだことで新しい人間関係が築かれやすくなります。友人を自宅に招いたり興味のある事にチャレンジしていくことで、少しづつ広げた人間関係はそのまま新しい人との出会いの場となるでしょう。

いずみさん
いずみさん
でも、親が良いよって言ってくれる実家に住み続ける事のヤバさって結局何なの?
岡崎
岡崎
実家の居心地がいい事は決してヤバい事ではありません。ヤバいのは実家依存です。

心配だからと親を支えるための実家暮らしではなく

  • 居心地がいい
  • 実家が楽だから結婚したくない

という気持ちは、いつまでも守られる子供と同じ立場で居たい、と言っているのと同じ。

親はいつまでも元気に生き続けてくれるわけではない現実をしっかりと見つめましょう。

いずみさん
いずみさん
確かに…。でもどうやって実家依存を克服したらいいのかしら?
岡崎
岡崎
実家依存脱却のために有効なのは

  • 自己分析と目標の設定
  • 新しい趣味やコミュニティへの参加

です。自分の中の結婚観を分析して具体的な目標を立てるのです。結婚に対する価値観をしっかり掴むことは、今後の婚活をスムーズに運ぶための準備にもなりますよ。

 

実家の居心地が良すぎる場合の婚活事情

居心地のいい実家にいながらの婚活にはどんな工夫が必要なのか、見てみましょう。

 

生活習慣の見直して自立心を育てよう

実家の居心地の良さに結婚を躊躇してしまう人は、まず自立心を育むため生活習慣の見直しが重要となります。その為には

  1. 家事の分担 : 積極的に家事を引き受け自立した生活スキルを身につける。
  2. 経済的な自立: 収入から支出を割り出し貯金するなど、家計管理の練習をする。
  3. 管理能力向上: 時間や健康の管理徹底は自己管理能力を高め、ストレスも軽減できる。

などの方法を試してみましょう。

そのうえで、実家を出るために以下のテップを踏んでみるのも大切です。

1:短期的な1人暮らし体験をしてみる

まずは、ウィークリーマンションなどの短期賃貸物件をかりて1週間程度、1人で生活してみましょう。ウィークリーなどの短期賃貸物件には、最低限の家具家電が揃っている物件が多いので、気軽に始める事が出来ます。

2:シェアハウスを利用してみる

急に1人で暮らす事が不安な場合は、シェアハウスを利用するのも1つの方法です。他の住人と協力しながら住む共同生活で、まずは自立した生活を経験してみましょう。

3:実家の近くに住んでみる

完全に離れる事に不安を覚える場合には、実家近くの物件を探す事も検討して下さい。実家の近くであれば土地勘もあり、友人と疎遠になることも無く自立した生活のスタートが出来ます。

岡崎
岡崎
こういったステップを踏む事で急な環境変化に無理矢理対応することなく、心身共に整った状態での一人暮らしがスタートできるでしょう。

 

実家の快適さと自立を両立させる方法

自立する為には、実家を必ず離れなくてはいけない、という事ではありません。実家での快適さを手放さずに自立する方法として、以下のアプローチも試してみましょう。

  • 家族間のルール設定:食事や洗濯は親に頼らない、などのルール設定は自立に繋がる。
  • 趣味活動は外で行う:他者との関係を深めるために趣味活動は実家以外の場所で行う。

実家にいるんだからと、家事を一切しないままでは自立心は育ちません。食事や洗濯、掃除などの家事は自分でやりましょう。その際、自分の分は自分でやる、と線引きする方法もありますが、あまりにも固執しすぎてしまっては臨機応変さが育ちません。

自分の分をやることは当然として、キッチンに誰かの食器が残っていれば一緒に洗う、乾いた洗濯物は自分の分だけでなくその場にあるものは一緒に取り込む、など柔軟に対応する事も大切です。

休日も実家にずっといるのではなく、外出予定を立てる事も自立に繋がります。友人とリモートで繋がって楽しむのも良いですが、趣味活動のサークルなどコミュニティへの参加は新しい人間関係の構築に役立つでしょう。

いずみさん
いずみさん
自分一人で出来る趣味だけど、同じ愛好家の人と集まると、自分では思いもしなかったアイディアに触れたり、情報を得られることもあって、1人活動にはない楽しみもあるのよね。

 

実家の居心地の良さと婚活をポジティブに両立する方法

 

親とのコミュニケーションを大切に

社会人になっても実家の居心地の良さに甘えるのは、実家依存と捉えられても仕方ありません。

実家依存は、自立心を損ない所謂『子供部屋おじさん』や『子供部屋おばさん』と言われる存在になってしまう可能性がとても高いです。

居心地のいい実家に甘え続けていては、自立心は育ちません。実家の居心地の良さに溺れる前に、まずは親とのコミュニケーションを取ることが重要となります。

  1. 親の意見を尊重: 自分の意志を押し付けるのではなく、親の意見を尊重すべき。
  2. 将来の計画共有: 結婚を含む将来計画や考えを親と共有して、理解を求める。
  3. 適度な距離感 : 適度な距離感で親と接し、自立心と同時に親子関係も健全に保つ。

実家はあくまでも親の持ち家であって、自分が育ってきた家とはいえそこに暮らす為のルールや感情は親の意見が尊重されてしかるべきです。親との対話を疎かにしない事で、親子関係は良好に保たれるでしょう。

コミュニケーションに欠ける親子関係では、

『この子はいつまでここにいるつもりなんだろう?』

といった杞憂が生まれ、やがてそれはストレスへと変化します。そうなる前に、結婚を含めた自分の将来設計を親に説明して、理解を求める必要があるのです。自分の考えや気持ちを伝えておけば、いらぬ詮索を受ける必要もなくなるでしょう。

親子なんだからといった過剰な甘えを封印し、大人としての対応で適切な距離感を保つことも重要です。

岡崎
岡崎
距離感というと、親子間でそんな淋しい事を、と思われるかもしれませんが、たとえ親子であってもどちらか一方が頼りっぱなしの状態は健全な関係とは言えません。

他人には向けない無礼な態度は、親子でもしてはいけないのです。『親しき中に礼儀あり』それもまた自立に繋がるのだと思います。

 

実家の居心地を前向きに捉えた婚活のアプローチ

実家の居心地の良さは婚活にも活かす事が可能です。

親子間の良好な関係は、結婚相手にとっても大きなプラス要素となります。親との関係が良好で、また健全なものであることも積極的にアピールしましょう。

実家に暮らしていても、料理洗濯などの生活スキルを磨いている事もアピールポイントですね。

岡崎
岡崎
婚活において、実家暮らしの人を避ける理由には、親への依存が心配されるからでしょう。それは、生活の全てを親任せにしているのではないか、結婚しても実家依存がきえないのではないか、といった不安です。

そのため、実家に暮らしていても、家事を含め生活に掛かる費用や雑務を親任せにしていない事、趣味や友人も大切にしている姿勢をアピールする必要があります。

実家暮らしの人と結婚したら、今度は自分に依存してくるのではないか?という婚活相手が抱えがちな不安を解消するのと同時に、自立している事を伝える事はとても大切です。

 

自立へのステップとしての婚活

婚活もまた自立へのステップと捉える事が出来ます。自立心を育むための機会として、以下を参考にしてみて下さい。

  1. 婚活イベントに積極的に参加: イベント参加は新しい経験となり、自立心が育まれる。
  2. 相手との共通の目標設定  : 共通目標は相互の自立心を高めることができる。
  3. 自己成長の機会と捉える  : 新しい人との出会いを自己成長を促す機会と捉える。

婚活イベントには、立食パーティーのほか個別面談や、同じ趣味の人が集まるサークルのようなものも企画されることがあります。様々な結婚相談所や婚活イベント会社の企画に参加する事で、新しい人間関係を築いたり新鮮な興味を抱くきっかけを持つこともあるでしょう。

そうして出会った婚活のお相手とは、一緒にかなえたい目標を設定する事で、相互理解を深目る事が出来ます。

岡崎
岡崎
共通目標と言っても、そんなに大きなものではなく、例えば旅行の計画を組んでみる、などでも良いのです。一緒に目標に向かってお金を溜めたり日程の調整をしたり、そういった協力関係が互いの自立心もまた育てる事に繋がります。

大切なのは、実家の快適さを活かしながら自立心を育むための行動を取ることです。

婚活を通じて自立心を高めるのと同時に、実家との良好な関係を保てれば、結婚生活もまたより充実したスタートを切ることが出来るでしょう。実家暮らしの快適さと自立心のバランスを取りながら、自己成長を意識して婚活に取り組んでみては如何でしょうか?

 

まとめ

実家にいたいからという理由で結婚を躊躇すること自体は、決してヤバい事ではありません。

しかし、実家の居心地よすぎる環境に甘え切った生活からの脱却を嫌って

『実家にいたいから結婚したくない』

というのは実家依存とも捉える事が出来るため、ヤバいと言われてしまう可能性がある事も知っておきましょう。

居心地の良すぎる実家であっても、自立心を忘れてはいけません。重要なのは自立心と実家の快適性のバランスを取ることです。

婚活は自己成長や自立心を育むためにも有効です。自己分析の結果『結婚したくない理由』が、実家の居心地が良すぎるからというだけの場合は、もっと前向きに自分の独り立ちについて考える必要があります。

実家のサポートを受けながらでも、自分の力で未来を切り開く姿勢を大切にしましょうね。

スポンサーリンク
ABOUT ME
記事URLをコピーしました