専業主婦を望む男性心理って?専業主婦になってほしい発言はモラハラになるの?
『専業主婦になって欲しい』という言葉を発する男性について、皆さんはどう感じるでしょうか?
専業主婦を望む男性心理には、家庭の安定を求める意図が含まれているようですが、しかしパートナーにとって『専業主婦になって欲しい』という希望が一方的に強要されるのであれば大きな問題が生じます。いわゆるモラルハラスメント、通称モラハラに該当してしまうかもしれないからです。
この記事では、専業主婦をを望む男性心理の背景を探り、その希望がモラハラに該当してしまうのか調べてみました。
この記事を読んで、健全な関係を築くためのヒントを見つけて行きましょう。
専業主婦を望む男性心理とは?モラハラ発言と捉えていいのか?
知り合いが「子どもが産まれたら仕事を辞めて欲しい」と旦那さんから言われたらしく、他人事ながらモヤっとした。
一度辞めると再起のハードルは高くなるし、1人の人間の人生を強制するのはなかなかモラハラみが深い。
「辛かったら辞めてもいいよ」みたいに選択肢がある方が思いやりを感じる。— Halley(ハレー) (@clear_scent_s) August 9, 2021
専業主婦を希望する男性の心理的背景
男性が専業主婦を望む心理の背景には
- 伝統的な性役割の影響
- 伝統的な価値観
が大きく影響しており、そのためか
- 安心と安全の確保
- 自己価値の確認
- 自己実現のサポート
- ストレスの軽減
など、家族全員が安心して暮らせる家庭環境を求めており、家庭内では男性が稼ぎ手、女性は家庭を守るという役割分担を希望しているようです。
専業主婦を望む男性の多くは、家庭環境が安定すると子供が健全に育つ環境が整ううえに、家事や育児をパートナーが担う事で家庭が円満に回ると信じています。
また、家庭の家事育児をパートナーに任せる事で、一家の大黒柱としてキャリアに集中する事が出来る、と自分に価値を感じる事も少なくないようです。家庭の内外で役割分担する事はストレスの軽減に繋がる、との考えもあるのでしょう。
女なんだから家の事をやるべき、昔から子育てや家事は女の仕事、みたいな価値観はアップデートして欲しいわ。
しかしその反対に、役割分担がしっかりされている方がストレスが溜まらなくていい、と希望された専業主婦を受け入れる女性も勿論いるのです。
つまり、専業主婦はお互いの考えや価値観の擦り合わせが大切、という事ですね。
専業主婦を望む男性はモラハラなのか?専業主婦を強要するリスクを知る
専業主婦を強要するのはモラハラと言って良いでしょう。これは、単なる価値観のしつけにとどまらず、夫婦の関係に大きなヒビを入れる行為です。
『俺の方が給料が高いんだから家の事は君がやるべきだ。』
『女性の方が家事育児のスキルが高いんだから。』
などパートナーの言い分を封じるような発言は論外と言って良いでしょう。
これらの言葉は
- パートナーの自己実現を阻害
- パートナーの意志を尊重しない
に繋がり、パートナーに経済的な不安を含んだ精神的な負担を負わせかねません。