親の反対を押し切って結婚その後は幸せなの?後悔・絶縁と様々なケースを調べてみた
結婚は当人同士が良ければいい、というものではありません。そのため、周囲からも祝福されるような関係を築く事も大切なわけですが、中には親からの反対に合う場合もあるでしょう。
親の反対を押し切って結婚する事は、まるでロミオとジュリエットのように儚く美しい愛の物語のようでもありますね。
しかし、
『親の反対を押し切って結婚したんだ!』
という経験者はその後、幸せな結婚生活を送られているのでしょうか?
なかには、親からの反対を押し切って結婚する過程で親子関係が絶縁状態にある、との後悔も聞かれます。
そこで今回の記事では、親の反対を押し切った結婚のその後にあるのは、幸せなのかそれとも後悔なのか…絶縁してしまったなどのケースを含め様々な経験談を集めて調べてみました。
親の反対を押し切ってでも結婚したい時の注意すべき点とは
滞りなく儀式は終了した。好青年だった。年収が低いことでこれからの生活に不安があると言っていたけど、そんなのなんとかなっちゃうんだよね。僕だって親の反対を押し切って結婚した口だから、6畳一間のアパートで家具がひとつもない状態から生活を始めたんだ。なーに、気にすることはない。
— ミチュルル©︎(たかはしみさお) (@mityururu) October 14, 2024
親の反対を押し切って結婚する際の準備と対策
結婚を親から反対されている時は
- コミュニケーションの重視
- 共通の目標を立てる
- サポートネットワークの構築
を意識して注意してください。
親とパートナーとの間を取り持つことが出来るのは自分だけだという事を忘れず、お互いにコミュニケーションを取ることが大切です。どうして親が反対しているのかその理由を聞き、それに対する自分の考えを伝える努力を惜しんではなりません。
親から結婚を反対されている状況では、パートナーとあなたの共通の目標といえば『親に認められたうえでの結婚』ではないかと思いますが、この目標に向かって協力し合う姿勢が重要なのです。どのようにすれば目標が達成できるか、ここでもコミュニケーションはとても大切な要素となります。
最後のサポートネットワークの構築というのは、親以外の信頼できる友人やカウンセラーなどサポートしてくれる人々のネットワークを作っておく、という事です。愛する人との結婚を、一番身近な存在であろう反対されるのは辛く、またパートナーとの板挟みにも成りかねません。そういった時に、1人で抱え込んでしまわないよう、愚痴でも何でも吐き出せるサポートネットワークを構築しておきましょう。
そのため、親の反対を押し切って出も結婚したいと望むのであれば、先にあげた3点以外にも『経済的自立』は必須です。
結婚後の生活費には食費や住居費のほか、様々な費用が掛かります。また子供が欲しいと願うのであれば子育て費用以外にも、妊娠・出産時に女性の収入が減ることも加味しておかなくてはなりません。
こうした状況でも、親の反対を押し切って結婚している場合には助けて貰うこちが簡単ではないでしょう。だからこそ、手助けが無くても結婚生活を送ることが出来るよう、経済的自立は必須なのです。
親の反対を押し切って結婚することの心理的影響
もし親の反対を押し切って結婚を決めた場合、あなたの心には少なからず葛藤や影響が重く伸し掛かる可能性があります。
『本当にこの人と幸せになれるの?』
『親の期待を裏切ってしまった…。』
といった、不安や罪悪感に苛まれ、親の反対を押し切ると決めた自分の選択すらも揺らぎ自信が持てなくなる事が少なくないからです。
この不安や葛藤は、結婚してからも続きます。
特に、結婚を反対されたことにより親と絶縁状態にあるような場合には、想像以上のストレスとなり孤独感を強めてしまう事もあるでしょう。
『やった!やっと結婚できた!』
という解放感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、その高揚感がいつまでも続くとは限りません。
むしろ、気持ちの高ぶりが落ち着いてくると同時に、それまで当然のように近くにあった存在(親)のいない淋しさや、親がどう思っているかを考え落ち込んでしまう事が多いようです。
そんな時に一人で悩まないよう、パートナーや先に述べたサポートを頼って孤独感を強めないように気を付けましょうね。
親の反対を押し切って結婚その後は幸せなの?
若いうちに親の反対押し切って結婚した人、親の言うこと聞いとけば良かったな…と外野も本人も思うような感じになるケースは身の回りでも少なくない。もちろん幸せなケースも多いだろうけど。長く生きた親のアドバイス、やはり耳を傾ける価値はあるよな
— 真面目(ちょい良) (@choiyoshi1986) September 25, 2024
もしも後悔しているとしたら、どんな事を後悔してるんだろう?
親の反対を押し切って結婚した結果:幸せなケース
親の反対を押し切って結婚した人々の中には、幸せな生活を送っている人が多く存在します。
パートナーと2人、いやに頼れない結婚生活のなか夫婦が共に協力し、成長を続ける事で深まった絆を強固なものにしたからでしょう。こういった夫婦には必ずと言ってよいほど、共通の目標があります。
それは、親に認めて貰いたいといったものの他にも、家を買いたい、家族旅行に行きたいなど様々でしょう。そんな風に大きなもの方身近なものまで目標を立て、お互いを支え合う姿勢こそが反対を押し切った結婚を幸せに導く鍵となるのです。
事例1: 親の反対を乗り越えたAさん夫婦
Aさんは結婚する際、親からの強い反対を受けましたが、強く反発するのではなくパートナーと共に親孝行を続けました。声を交わす・顔を合わせるなどの機会を繋いでいくことで、親の態度にも柔らかさが見え始め、最終的には親も結婚を認めたんだそうです。結婚後は親との関係も改善され、助け合いながらの親子関係が継続されているとの事でした。
成功ポイント
- 粘り強さと時間 : 親の理解には時間がかかると、焦らずに時間をかけ粘り強く対話を重ねた。
- 具体的な行動 : 実家を訪ねる・手伝いをするなど、具体的な行動で親との関係を改善しようとした。
事例2:新しい支えを見つけたBさん
Bさんは親の反対を押し切って結婚した結果、親とは絶縁状態となりました。しかし、結婚後の新しいコミュニティで信頼出来る友人を得た事が大きな支えとなり、孤独感を抱えずに済んだんだそうです。結局親との和解はいまだ成されていないそうですが、結婚後新しい関係性を築く努力をしたことが、今の心の安定に繋がっている、との事でした。
ポイント
- 新しい環境への積極性 : 新しい場所で新しい人間関係を築く積極性が、新たな支えを見つける。
- 自己成長の機会 : 親との絶縁を自己成長の機会と捉え、周囲の人との関係性を繋ぐ努力をする。
周囲の人とは親との和解を含め、結婚後の新しいコミュニティでの人間関係もそうですね。親との関係の再構築を焦らない気長な交流や対話、そして今までとは違う環境に自分から溶け込む努力が出来る、こういった方々は親の反対を押し切って結婚したとしても、幸せな家庭生活を送れているんですね。
親の反対を押し切って結婚した結果:後悔しているケース
一方、親の反対を押し切って結婚したことを後悔する人もいます。
親の意見を無視して結婚してしまう場合、その後の生活に大きな影響が及ぶ場合があるからです。
結婚して初めてパートナーとの価値観が違う事や、期待していた結婚生活ではない、といった現実に直面する事で夫婦関係が悪化する事も考えられますし、そうなって初めて親を頼りたくても、なかには親から絶縁されて帰る場所もない、などというケースもあります。
だからこそ、幸せな結婚生活を送れていない人の多くは、『親の言う事にきちんと耳を傾けるべきだった』『親の反対にはちゃんと意味があったのか…』と、後悔を強く感じてしまうのでしょう。
事例1:パートナーとの結婚生活が期待していたものでは無かったCさん
Cさんは親の反対を押し切って結婚しましたが、その結婚生活は思ったようなものではありませんでした。
地元から遠く離れ知った人もいない場所での生活でストレスを溜めたCさんは、徐々にパートナーとの喧嘩も増え結婚生活がぎくしゃくしてしまったんだそうです。今ではお互い最低限の事しか話さない関係になってしまい、親の反対を押し切ってまで結婚した理由を見失っているとの事でした。
ポイント
- 孤独を感じる:結婚により環境が変わった事で孤立感を抱えてしまう。
- 対話が減る :苛立ちを抱えた状態では対話も減り、更にストレスが溜まる悪循環。
事例2: 後悔と絶縁状態のままのDさん
Dさんは親の強い反対を押し切って結婚するも、その後の結婚生活では夫婦間の価値観の違いが表面化してしまいました。
価値観の違いはどこの夫婦にもあるものですが、Dさんの場合はお互いの歩み寄りも出来ないままの結婚生活となってしまい、俺が本当に辛いと話します。
またDさんは結婚を反対していた親から絶縁されているため、結婚生活で疲弊しても精神的な支えも無く孤独を深めて行ってしまったようです。
ポイント
- 価値観の不一致 : 結婚前に共有できていない価値観や将来ビジョンが露見。
- サポートの欠如 : 親以外に信頼できる友人などのサポートが無かった。
親との絶縁とは、文字で観る以上に大きな負担を伴います。精神的にも経済的にも頼ることが出来ず、心理的にも淋しく心に穴が開いた状態、と話される方もいるくらいです。
では、結婚を反対されたことで親と絶縁状態になってしまった方は、この先もずっと関係を修復する事が出来ないのでしょうか?
そんなことはありません。絶縁状態から関係を修復し、現在では新たな家族と共に幸せを享受している家庭もあるのです。
それは、絶縁状態にあるからと疎遠になるのではなく、ただ過行く時間を過ごすのではなく出来るだけ電話などで連絡を取り、時には顔を見せ歩み寄りの姿勢を示す事が重要でしょう。そうする事で親の態度も軟化して、心を開いて対話できるようになります。
まとめ
父の周りは今子供の結婚ラッシュみたいで、娘の結婚に反対してるって話を聞いてきては「子供の結婚に口出しする意味がわからん」って愚痴ってる😅
相手が明らかなクズで心配、ならわかるけど…
「自分の気にいる相手を選んで連れてきてくれるだろう」って思ってる親って何のつもりなんだろうね。— くらげちゃんはADHD (@ADHD08465721) October 8, 2023
今回は、親の反対を押し切って結婚したその後は幸せなのか、はたまた絶縁状態にあるなど後悔しているのかについて調べてみました。
親の反対を押し切って結婚しても幸せだと言える人の多くは、忙しい中でも夫婦の時間を大切にしたり、共通の種に屋楽しみを見つけるなどの努力をして、新しい環境にも前向きに取り組んでいる人が多いようです。
今の生活が幸せだと言えるよう、夫婦がお互いを想い合い日々の小さなことにも感謝を伝えているのも大きいのでしょう。
反対に、親の反対を押し切って結婚して後悔している、という人は、経済的精神的安定に欠け、日々にストレスを抱えがちでいるようです。期待していた結婚生活ではない事、また親から絶縁されたショックが大きく影響している、なんてケースもありました。
こういった夫婦の場合は、徐々に会話が少なくなりお互いの存在自体が負担となる事が多いようで、新しい環境下での生活に馴染みきれていないのでしょう。
人生における大きな決断の1つ『結婚』を親に反対されたまま実行するのは、想像以上に困難が多く沢山の挑戦を伴います。
しかし、だからと言って親の反対を押し切って結婚した人のその後全てが不幸なわけではありません。
絶縁状態でも夫婦で支え合い新しいコミュニティで人間関係を構築したり、焦らず時間をかけて対話を重ねる事で親の気持ちにも変化が現れた、というケースもあります。
自分の幸せは何なのか、その軸をしっかりと掴み幸せを追求する事が、未来を明るくする鍵となるでしょう。