まともな人ほど結婚しないって本当?モテるのに結婚しない男の言い分を調べてみた
『いい歳して結婚してないだなんてまともじゃない』
なんて言われていたのはもう一昔前の話なのかもしれません。
昨今では『まともな人ほど結婚しない』という言葉を耳にすることがあります。
結婚していない=何か性格に難がある、と思われていた時代を経て、現在ではモテるのに結婚しない男性も増えているようです。
では、『まともな人ほど結婚しない』と言われる根拠は一体何なのでしょうか?モテるのに結婚しないといわれている男性が、どういった考えで結婚しないのかも気になりますね。
今回の記事では、そういった男性の声を集め、結婚に対する考えや向き合い方について調べてみました!
まともな人ほど結婚しないって本当?
ご祝儀等々ちゃんとした結婚式の結果ほど悲惨なのをバリバリ働いているといやでも見るので、まともな人ほど結婚しないというのは各世代に一定数表れると思います。
— さき (@around40TOKYO30) December 2, 2024
まともな人ほど結婚しないのはどうして?
そもそも、まともな人というのはどういった人物を指すのでしょう。
結婚に関する『まともな人』というのは、
- 安定した職業に就いている
- 収入が確保されている
- 人付き合いがうまく友人が多い
- 優しくて思いやりがある
などがSNSで意味されていました。
こうやって書き並べてみると大抵の方が当てはまる要素のように感じますが、『まともな人ほど結婚しない』という文脈になった時の『まともな人』には、しっかりした収入があり趣味や友人も多く毎日が充実している人、という意味になるのでしょう。
そういった意味における『まともな人』は、わざわざ結婚して自分のお金や時間を人の為に使う事は無い、との理由から結婚はしないだろうと言われていようですね。
モテるのに結婚しない男、その理由を調べてみた
結婚もだけど、家族になるってことは嫌なこともある程度容認しないとだし、円満に生活過ごす上で話し合いは不可欠じゃん。
理解がないと折り合いも付かないし、何の為に法的な結びつきを作ってまで一緒に生きるの。世間体や肩書きのためなら別に要らんでしょ。独身のがモテるし— ふゆはるあき (@ti_kyhhr) November 25, 2024
どうして結婚されないのかしら?と思ってたけど、何か理由があるのかしら?
モテる男が結婚よりも優先したいこと
世の中には、モテるにも関わらず結婚せずに独身で居続ける男性がいますよね?
そういった男性の多くが、
『結婚するよりほかにしたい事がある』
と言われますが、彼らにとって結婚よりも優先したい事とは何なのか以下にまとめてみました。
理由1:キャリアを優先したい
多くの男性は、仕事に情熱を注ぎ、キャリアを最優先に考えています。その為
『今は仕事が楽しくて、結婚を考える余裕がない。』
と、自己実現の追求に夢中になり、結婚という選択肢が後回しになるようです。
そのため、結婚は今じゃなくても良い、という考えのもと、現在進行形で家庭を持つ事にキャリアのリスクを感じてしまう場合もあるのでしょう。
理由2:経済的な自由を維持したい
男女平等が叫ばれ、現在では女性がキャリアを重ねていくのも珍しくはない時代となりましたが、それでも、結婚によって男性に掛かる経済的責任の負担は変わらずに存在しています。
その負担を負ってまで結婚したくない、というのがモテる男性の本音でもあるようです。独身で居れば享受できる経済的な自由を手放してまで結婚したいという気持ちにはなれないのでしょう。
この気持ちが強い男性は、趣味や興味が多く、様々な事にチャレンジする活動的なタイプの方が多いです。
趣味を通じての知り合いや友人も多く、あちこちのコミュニティに属しているため、お金はもちろんのこと、時間も自由に使いたいと良く気持ちが強いため、結婚しようという気持ちがなかなか湧かないのではないかと考えられます。
理由3:自由な時間を大切にする
モテる男性が結婚しない理由には、自由な時間の確保もあります。
趣味や友人との時間や自分を磨く為の時間を大切にしているため、結婚してその時間を自由に取ることが出来ない、という懸念が独身でいる事を後押ししているようなのです。自己研鑽を重ねたうえで初めて結婚に向き合いたい、という考えは意外と奥の男性に共通するものなのかもしれません。
結婚した友人たちとは、それまでと付き合い方が変わってしまう事が多かったのでしょう。そういった姿を見る事で、自分の時間をきちんと確保したいと考える男性にとって、結婚はさほど魅力的ではないようですね。
その他、経験による教訓から結婚に二の足を踏んでしまう方もいらっしゃいます。
そういった男性は、過去の恋愛経験や友人知人の離婚経験談などを聞く事によって、求めるパートナー像が理想を高めてしまったり、または結婚に対する希望が見えなくなっているようなのです。
特にモテる男性は、過去の教訓を活かして結婚するのではなく、リスクを取らない独身生活を続けた方が良いと感じているのかもしれません。
モテる男が結婚を選択しないその背景とは
モテる男性が結婚しない理由については先ほど述べましたが、しかしそういった考えの男性は昭和時代にもいた事でしょう。にもかかわらず、現代のモテる男性が結婚を選ばない状況には、昔とは違う背景があるようです。
背景1:結婚に対する価値観の変化
昔は人生の必須項目に必ず結婚が入っていましたが、近年はその価値観が大きく変わってきています。
『結婚しないのも自由である』という考え方が広まり、結婚が人生の必須条件ではない、と多様なライフスタイルが認められつつあるからです。
ただ、女性の場合は妊娠・出産にリミットがあるから、やっぱり子供が欲しい方は結婚を前向きに考えるけどね。
背景2:独身生活の魅力
一昔前まで、家事や育児は女性の仕事、という風潮が当たり前のものとして捉えられていましたが、昨今ではハウスクリーニングや家政婦さんを頼むことで自宅の環境は整えられますし、また食事面においても、テイクアウトや外食の種類も増えた事で自宅で誰かに作って貰わなくてはいけない、という環境ではなくなってきました。
こういった背景により、自由な時間を自分の為だけに使える独身生活を享受している男性にとって、結婚は特に必要なものでは無いと考えるようです。
自分で全てなんとかできるから結婚しなくていいや、と考えている男性とご縁が結べた方が、男性も女性もお互いに自立した結婚生活が送れそうな気がするわ。
背景3:社会的プレッシャーの減少
一昔前までは『結婚して一人前』といった社会的プレッシャーが重く伸し掛かっていましたが、現在ではそのプレッシャーも減少してきています。
少子化だとか未婚率が高いだとかいうニュースはあれども、個人の選択に他者が土足で踏み込むことは良くない、との考えが浸透してきつつあるからでしょう。こういった背景により
『結婚しないのは自分だけではないので、周りの目があまり気にならなくなった。』
と、感じる男性も多いようです。
結婚しなくても社会から否定されない、という環境は思った以上に独身生活を送る男性にとって心地良いものなのかもしれません。
現在では、多様なライフスタイルを尊重する流れが出来つつあります。結婚に関する考え方も同じように、個人の選択が尊重されるべきです。
それぞれの価値観やライフスタイルが、強く反映されているモテる男性の結婚観には、その考えを否定せずその選択を理解するよう、結婚に対する固定観念を見直す事も大切となるでしょう。
モテるのに結婚しない男たちのリアルな声
では最後に、モテるのに結婚しない男性たちのリアルな声を集めてみました。
Aさん(30代・ITエンジニア)
若い頃から技術者として多くのプロジェクトで研鑽を積んできたAさんは、
『沢山のチャレンジがある今は仕事が楽しくて仕方ないので、結婚は考えられない。』
と話します。Aさんにとって、今は自分のスキルを磨いてキャリアを築く事が最優先であって、結婚するとその為の時間が削られると心配しているようです。
Bさん(40代・フリーランスデザイナー)
Bさんは、自分のペースで仕事を選べるフリーランスの為、
『結婚して経済的な負担が増えることが怖い。』
との理由で結婚を前向きには考えられないのだそうです。自由にお金を使える独身の魅力は大きく、その自由を失う不安から結婚しない選択をしているのでしょう。
Cさん(20代・映像クリエイター)
仕事以外の時間を趣味や友人との時間に充てたいCさんは
『結婚すると、奥さんに時間を使わなくちゃいけないのがストレスになりそう。』
と語るほど、自分の時間を自由に使える独身生活に満足しているようです。Cさんにとって、自分のペースで生活するリズムが乱れるのは苦痛なのかもしれません。
Dさん(30代・コンサルタント業)
Dさんの場合は、他の3人と違い、結婚したくない理由が過去のトラウマから来ています。
『両親の離婚を見てるから、結婚に夢を持てなくて慎重になってしまう。』
と話すDさんにとって、結婚は必ずも幸せな結果に繋がるわけではない、という思い強いようですね。この思いには『自分も親と同じ道を歩むかもしれない』という怖さも含まれているため、それがより一層Dさんを結婚から遠ざけているのです。
- キャリアの優先
- 経済的負担を敬遠
- 自由を謳歌したい
- 過去のトラウマ
など、結婚しない理由は様々です。
少し前まで、モテるのに独身の人や年齢を重ねても結婚しない人に対して
『何か問題がある人なのでは?』
といった穿った風潮がありましたが、現在は多様化を認める社会へと変わってきています。
結婚しない、という選択もライフスタイルの1つとして受け入れられるべきであり、その人自身が自分にとって最適な生き方を見つけ、幸せを追求していくことが大切です。
まとめ
今の時代だと結婚したくない人や趣味や仕事頑張りたい人、給料が上がらない人など沢山居ますし、結婚が遅れるのも仕方ないですよ。
まともな人=既婚者は成り立たないと思います。
昭和の時代はそうだったかもしれませんね。— ハゲ丸 自毛植毛&眉毛植毛 フルモニター (@4Ydj60w60667) October 18, 2024
今回の記事では、まともな人ほど結婚しないといわれているその理由について、モテるのに結婚しない男も合わせて調べてみました。
『まともな人』というのは、安定した職業や収入があり趣味や友人関係も充実している人、という意味で言われているようですが、そういった『まともな人』は、時間とお金を自由につ開ける独身生活を手放しはしない、という事のようです。
またこれは、モテるのに結婚しない男性にも通じているようで、こんな風に言われる文脈には、結婚に対するイメージがあまりポジティブではない事が遠因ともなっているのでしょう。
とはいえ、どんな理由であれ『結婚しない』という選択は尊重されてしかるべきです。結婚に対する価値観が変わって、ライフスタイルの多様化が認められるようになった今は、自分にとって大切なものを優先して生きる事が出来る時代が来た、ともいえるのかもしれません。
そういった意味においては、まともだとかモテるだとかといったカテゴリー分けは必要でなく、個人の幸せのための選択は誰しもが自由であるという事を見失わないように、気を付けたいですね。