仮交際での結婚観の切り出し方は?気持ち以外で確認することってある?
仮交際中の結婚観の共有について、皆さんはどのように思われますか?
なかには『必要ないって!』と感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。
よく聞かれる言葉に
『婚活だけじゃない?そんなこと確認することを推奨されてるのは。普通のカップルは結婚前に気持ちの確認とかしないよ。』
というものがありますが、本当にそうなのでしょうか?
仮交際中に結婚観を話し合い、お互いの気持ちの確認や結婚生活についての確認事項なんて、普通のカップルには無いんだからと流してしまっても良いのかどうか…。
もし仮に仮交際中の結婚観を確認することが必要ないのであれば、気持ちの確認などの確認事項の切り出し方に悩んでいる方には朗報となるのかもしれませんね。
そこで‼今回の記事では、仮交際中の結婚観を確認することが本当に必要なのか、必要な場合はどのような切り出し方がおススメなのかについて調べてみました。
結婚観の確認は必要?気持ち以外の確認事項と切り出すタイミングとは?
仮交際中の方との結婚観の擦り合わせって皆さんどんな風にされているんだろう💦カウンセラーさんに癒し系さんともっと深いところまでお話しするように言われたけど、上手く話題に出す方法が分からない🥲会うと幸せになってしまってつい楽しいことばかり話しちゃうけどそれじゃだめだよね…
— 詩乃🫧お見合い結婚しました (@shinomariage) January 12, 2024
- 具体的な結婚時期
- 理想の結婚生活
- 子供の有無
など、結婚に関する考え方を示しています。
これを踏まえて、仮交際中に結婚観の確認が必要なのか、また必要な場合の中身について見て行きましょう。
仮交際中の結婚観の確認は必要?
結婚観の確認は必要です。これは婚活の仮交際中の方だけでなく、恋愛から始まったカップルについても同じと考えた方が良いでしょう。
何故ならば、結婚観とは時代や年齢差、また男女差などでも考え方が違っていて当然のものだからです。
だからこそ、なんの確認もせずに結婚してしまっては、結婚後に生活しながら擦り合わせることになるため、無駄な諍いや波乱が巻き起こる可能性が高くなってしまいます。
どんなに気が合って一緒にいる時間が楽しく幸せであったとしても、結婚とは生活です。
結婚後の生活を少しでも穏やかに、心地よいものにする為には結婚観の確認は必ずするべきだと心得ましょう。
結婚観の切り出し方とそのタイミングとは?
では、結婚観を切り出すタイミングとはいつになるのでしょうか?
これはお相手との相性なども加味される部分ですので、明確に〇回目のデートでは切り出すべき、と明示することは難しいかと思います。
〇回目のデートが切り出す最高のタイミング!と数字で言い切れるものではありませんが、しかし確実に言えるのは何度デートを繰り返しても結婚観の確認ができない場合の仮交際は、真剣交際に進める可能性が急落するという事です。
切り出すタイミングとしては、ある程度の会話のキャッチボールが成立する頃が良いでしょう。
注意すべきは、最初から重めの結婚観を振らないこと。例えば、確認の初っ端が『子供は欲しいですか?』では、お相手の方にとってプレッシャーになったり、急激な距離の詰め方に逃げ腰になってしまう場合があるからです。
最初は、会話の流れで自然に聞ける事からスタートしましょう。
仕事がお休みの日は何をしているのか、趣味や特技、興味のあることなどでお互いの事を少しずつ知っていきながら、『結婚する気があるのか』についてもサラッと会話に混ぜてください。
- 『最近、友人の結婚式が続いているんですけれど、〇〇さんのご友人はどうですか?』
- 『結婚式に参列すると色々考えてしまいますよね。』
などの質問方法であれば自然に結婚というワードを使って、お相手の結婚意識について確認出来ます。
結婚する気がある、結婚したい、など相手の気持ちを確認してから、他の結婚観についてもお互いの価値観が合うかどうかの確認に移りましょうね。
仮交際中に確認しておくべき相手との価値観の共有とは?
【真剣交際中or成婚退会された方】
仮交際中、結婚観や価値観などの話、どんな内容を話されましたか?
こんな話題がオススメだよみたいなものがあれば教えていただきたいです!— さっちゃん@婚活 (@ssaacchhaannn) April 23, 2023
気持ち以外で確認するべき将来的なビジョンの共有ポイントとは?
『結婚したいと思っている』という気持ちが確認できたら、実際の結婚生活に関する具体的なことも確認しておくことがとても大切です。
まずは将来的なビジョンの共有です。それには
- キャリアの目標
- 子供の有無
- 家事育児の役割分担
- 生活環境の希望
などが含まれます。
キャリアの目標について話す事は、子供の有無や家事育児の役割分担、生活環境の希望まですべてに繋がります。
妊娠を望む場合、女性は必ず仕事を休まなくてはいけない期間が出てきます。産休・育休として制度は整えられていますが、キャリアを中断せざるを得ない期間が必ず訪れる事を無視してはいけません。
そのため、キャリア形成について自分の目標をお互いに共有し合い、そのうえで子供を望む際の家事・育児の分担についてはどのようにするのか、ある程度の確認をしておきましょう。
男性の育休取得や、乳児期のお迎えや急な休み・残業時に対する対応など、漠然としたまま結婚して子供を授かると、多くの場合は女性が担う傾向にあるようですが、キャリア形成は男性だけのものではありません。
後々の諍いの元とならないよう、きちんとお互いの考えを擦り合わせておくことが重要です。
こういった仕事と育児の話が出てくると、希望の居住区域など生活環境の希望も話し易いのではないかと思います。自宅から職場までの距離と保育園や小学校がある地域の選別は、将来的な結婚生活のビジョンを具体的に示してくれるでしょう。
仮交際中の確認事項は、いかに具体性をもって話せるかも大切なポイントとなってきます。将来に関する事ですので、無理をしたり嘘をついたりせず、正直な希望を話し合うようにしましょうね。
そのうえで
- 『子供についてはどう考えてる?私は残業が多い仕事なんだけど、あなたの職場はどうですか?』
- 『家事は何が得意?私は洗濯が好きで、気分転換にもなってます。』
など、自分の意見を絡めながら会話を進めてみましょう。
この時に言葉が重い、返事が薄い方の場合は結婚生活に対するビジョンが薄い方なのかもしれませんね。その場合は、日常生活のルーティーンを聞き出すなどして、そこに自分の生活リズムを組み合わせ結婚後の生活を想像してみましょう。
そうする事でより具体的な結婚生活のイメージが共有できますよ。
結婚生活への価値観に対する確認事項とは
結婚観の共有は、お互いのリズムや希望を擦り合わせるだけで終わってはいけません。結婚生活に対する価値観もまた、お互いの希望や現在の対応方法など確認しておくべきでしょう。それには
- 経済的な観念の確認
- 家族との付き合い方
- 友人との関係性
- トラブルの解消方法
- 食生活から健康への考え方
などが上げられます。
生活の基盤は安定的な経済観念です。ギャンブルや高額な趣味などがある場合には、収支がどうなっているのかが気になってしまいますよね。そこで、貯蓄意識や1ヶ月の収支バランスについて話し合ってみましょう。
この場合、相手の事を聞き出そうとするよりも、先に自分の内訳を話した方がスムーズに話が進みやすいです。
『僕の月収でどういう風に家計をやり繰りするか振り分けてみて』
って言われたところから一気に結婚に向けて話が動き出したって言ってたわね。
家族や友人との付き合い方にも、個人差があります。例えば、習い事やスポーツをしている方などは、仕事終わりや週末の時間を使って活動している事が多い為、結婚後その時間は継続されるのか辞めるのかなど、独身の時間の使い方を変える考えがあるのかどうかを聞いておきましょう。
また実家との付き合い方は、結婚生活に向けて要チェックです。家族構成から子供の頃の話など、その人を形成した幼少期からの思い出などを聞くだけでも、家族関係が見えてきますよ。
トラブルが起きた時の解消方法には性格が出ます。無理矢理にでも解消すべく動くのか、それともじっくりと向き合うのか、この2点だけでもかなり解消方法に差が出ますね。
トラブルが起きると誰もが大きく感情を揺さぶられるでしょう。トラブルに対して怒ったり焦ったりするのか、それとも冷静に話し合えるのか、トラブルの対応1つで結婚生活の安定感が変わります。
店員さんに偉そうな人がトラブルをうまく解消できるようには見えないもの…。
食生活と健康は切り離せない関係にあります。食べすぎもよくありませんが、食事を疎かにしているのも身体に対して悪影響を及ぼします。
外食の頻度などから食の好みまで、デートをしながらであれば食事に関しては話題に出しやすいのではないでしょうか。それに加えて、普段の運動習慣なども話に絡めれば、健康に対する意識も見えてきます。
- 『好きな食べ物は何ですか?』
- 『普段、運動することありますか?』
だったら気軽に聞けて、むやみに緊張しなくて済みそうね!
価値観の擦り合わせの際、意見が違ったとしても、その違いを受け入れる柔軟さは結婚生活に必要不可欠なものとなります。
違う価値観、それが結婚生活を不安定にするものであれば受け入れる必要はありませんが、全ての違いをネガティブに捉えるのではなく受け入れる心の余裕を保つことは、結婚後の生活の安定に繋がるでしょう。
『違っている部分は、どうやったら歩み寄れるかな?』
とお互いの折衷案を見出す事はある意味、結婚に向けた共同作業といっても良いかもしれませんね。
まとめ
私は結婚相手において「価値観が似ていること」は大切だと思ってるよ。現に私は婚活において「価値観が似ていること」を重視してお相手を探してたからね。そして私と夫はほぼ同じ。でもじゃぁ100%全てが寸分狂わず同じか?と言うと、そんなわけはないよね。と言うか、自分以外にそんな人間はいないよ。
— MAcafe💍恋愛&婚活info (@marriage_acafe) October 3, 2024
今回の記事では、仮交際中の結婚観を確認すること必要なのか、必要な場合はどのような切り出し方が良いのかに加え、結婚観の確認事項についても調べてみました。
結婚観を確認することは、婚活の仮交際中でも恋愛関係にあるカップルでも、どちらも同じように必要です。
その確認事項はキャリアの目標からトラブルの解消方法まで多岐に渡りますが、最初に
『結婚したい』
という気持ちの確認が必須となります。
その切り出し方としては、会話の流れを利用した自然なものが良いでしょう。
気持ちの確認が取れたら、結婚後の生活を少しでも安定的なものにするためにも、確認事項を参考にして切り出してみて下さい。
最初からヘビーな質問にならないよう、切り出し方とタイミングを考えながらにはなりますが、確認することがお互いに共有できれば、仮交際から真剣交際へのステップアップはもう目の前ですよ!