嫁姑問題で結婚したくないのはあり?結婚前に義母が嫌い&不安な場合は結婚をやめるべき?

結婚は人生の中でも大きな決断の1つとなりますが、その決断にはパートナーとの相性以外に家族関係もまた重要な要素として絡んでくるでしょう。
特に義母との関係においては結婚前の対応から結婚後の嫁姑問題に不安を抱いたり、嫌いな相手を『おかあさん』と呼ばなくてはいけない事に嫌悪を抱いてしまう方も少なくありません。
こういった不安を解消できないまま結婚していいのか、結婚したくない、とまで気持ちが落ち込んでしまう事もあるようです。
そこでこの記事では、結婚前から抱えている義母への不安や嫁姑問題、嫌いだと感じてしまった時に『結婚したくない』と傾いたメンタルについて、どう対処すべきかを調べてみました。
嫁姑問題で結婚したくないのはあり?
嫁姑問題は私には抱えきれないのでやはり結婚はしたくないな、、、
結婚は?子供は?2人目は?とかいう方たちはなんなのかね………みんな自分らしく幸せになってね………— はるか🍊🐇 (@huwahuwa_ch) October 24, 2020

結婚はパートナーだけでなく、その家族とも密接な関係を築く必要があり、特に関わりの多くなる義母との関係性においては、結婚後の生活に大きく影響するため、入籍前に様々な角度から見極める必要があるでしょう。
義母との関係が結婚生活に与える影響
昭和の価値観を『古臭い』と切り捨てがちな令和の現代でも、こと結婚においては昭和とそう変わらない価値観が今も生き続けています。その最たるものと言っていいのが嫁と姑の関係性かもしれません。
良好な関係が築ければ家族としての絆が深まりますが、反対に関係が悪化すると、絶えない摩擦に精神が擦り切れストレスだらけの結婚生活になってしまう可能性もあるのが嫁姑問題なのです。
義母との関係が良好なケースと、悪化したケースそれぞれの違いについて見てみましょう。
義母との良好な関係がもたらす利点
- 支援と協力 : 育児・家事のサポートを依頼でき、育児と仕事の両立の助けとなる。
- 家庭の安定 : パートナーとも良好な関係が保て、安定した家族関係が築ける。
- 家族行事の楽しさ : 家族で集まるイベントや行事も楽しみやすく、絆が深まる。
義母との悪い関係がもたらすリスク
- ストレス増加 : 日常生活にまで影響するトレスで、心身の健康にも悪影響を及ぼす。
- 夫婦間の摩擦 : 義母との対立が原因で、夫婦間に摩擦が生じることがある。
- 家庭内の緊張 : 家庭内に緊張感が漂い、リラックスできる場所がなくなってしまう。

関係が良好な場合は、子供の送り迎えや病気対応をお願いできたり、家族行事でも和気あいあいと楽しむことができ、なかには夫についての相談を義母に聞いて貰っている、というケースもあるようです。
しかし義母との関係にストレスを抱えた状態では、その仲介を夫が担う必要が出てきます。しかし、この仲介が上手くいくとも限らず、万が一にも夫が母親側に就いた場合には夫婦間にも大きな亀裂が入るきっかけともなるでしょう。
嫁姑問題は、嫁と姑の二者間においてのみ完結するもではなく、家族全体を巻き込んだ問題なのです。
結婚前に嫌い&不安な義母との関係を改善するための方法
たとえいい姑さんでも同居はしたくないよね。距離が大事なんだよ本っっっ当に!
気を使う相手と意見しにくい相手と同居ってまじで何の得もないからいい姑なのに同居したくないのは嫁のワガママなんかじゃない、健全な考えです。
— 幸せな結婚生活を夢見てた元同居嫁 (@4TVoX80DSwVOpT1) February 19, 2019

ここから関係を良くしていく方法はあるのかしら?
義母との関係を構築する上で大切なこと
結婚前にも拘わらず既に義母が嫌い、もしくは不安を感じている場合、それを無視する事はやめておきましょう。
その『義母が嫌い』『義母と上手くやっていけるか不安』な気持ちは、結婚後更に高まる可能性が高いからです。
結婚生活は人生を大きく左右し、その時間は短くありません。ストレスの要因は取り除いておくよう、結婚前から意識して行動してみましょう。
コミュニケーションの強化
- オープン対話: お互いの考えや気持ちを率直に伝え合って誤解を解消し、理解を深める。
- 感謝の表現 : 些細なことでも感謝の言葉を伝えることで、関係改善を目指す。

また、些細な事にも感謝の気持ちを示す事は、義母に限らず対人関係を円滑に進めます。笑顔で伝えられると尚良いですね!
境界線の設定
- 適切な距離感確保: 適切な距離感でプライベートを確保し、ストレスが軽減できる。
- 役割分担の明確化: 介入されたくない部分を明確にしておけば、摩擦を減らせる。

例えば、自宅の合鍵は渡さない、訪問の際は必ず連絡を入れるなど、他者との関係を円滑に進めるためには当然の事。義母とはいえ、適切な距離感はお互いが無駄なストレスを抱えないためには必要な事です。
他人行儀と言われることもあるようですが、義母の言い分を聞き入れるばかりではなく、自分のメンタルを正常に保つための方法として、お互いにとってちょうどいい距離感を見定めてみましょう。
義母との問題を乗り越えるための具体的なステップ
義母さんにLINE送るとき、「お母さん」だと実の母親じゃないしなぁと思い、でも「義母さん」だとなんか他人行儀過ぎて嫌で、いつもひらがなで「おかあさん」と呼んでます。
もっと仲良くなりたいけど、まだお互い気を遣ってる感がちょっと歯痒い。
結婚2周年のお花ありがとうございました😊 pic.twitter.com/4uCzWxszhI— みゅう。は🇳🇱に不時着しました (@Balloonface) September 20, 2020

1.パートナーとの協力
義母との関係向上の為には、パートナーとの連携が必須です。2人が協力して問題に向き合う姿勢こそが関係改善の第一歩となります。
- 共通目標の設定: 義母との関係改善を共通目標にすると、問題解決確率が上がる。
- 一貫した対応 : 義母との問題に対し夫婦で意見を揃えた一貫対応が重要。

『気にしすぎだよ。』
の一言で片づけられて、夫への不信感が高まって離婚しちゃったパターンとか…。
2.義母との対話を重視
心を開いた対話の重視が、義母との関係改善に繋がります。
- 理解を求める: 自分の考えや価値観を伝え、義母の考えにも耳を傾けることが大切。
- 共感と感謝 : 義母の意見に共感と感謝の気持ちを伝えると関係が和らぐことがある。

自分の価値感を押し付けるのではなく、義母の考えや気持ちにも共感を示していけば、少しずつ話しやすい雰囲気へと変化するかもしれません。
3. プライベートな空間の確保
長い人生を共に歩むと決めた結婚生活においては、夫婦だけの時間やプライベートな空間を確保することも重要です。
- 夫婦の時間を確保: 就寝前の数十分でもコミュニケーションを取る事で絆が深まる。
- プライベート確保: 自宅など義母といえど簡単には入れないよう適切な距離感を保つ。

お義母さんとの悩みも相談しやすいし、適度な距離感も夫を介して伝えた方がいい事もあるみたい。
4. プロフェッショナルの助けを借りる
義母との関係が負担となりメンタルに影響を及ぼしそうなときには、カウンセラーやセラピストなどの専門家の助けを借りることも考えましょう。
- カウンセリングの利用: カウンセリングで関係改善のための具体的アドバイスを受ける。
- 夫婦セラピー : 夫婦セラピーで義母との問題を乗り越えるための戦略を学ぶ。

義母との関係は、妻一人が背負うものでは無く夫婦で取り組むべき問題だからです。
夫婦セラピーで義母との問題解決のための戦略を学び、共に協力し合う事で夫婦間の絆を高める事も出来るでしょう。
結婚を見送る決断もあり
入籍するのは全然かまわへんのやけど入籍したら義母と同じ苗字で呼ばれるのかと思うと憂鬱すぎてやっぱり婚約破棄したい。これをいうと、別れたら?ってなるよね。わたしもそう思う。けど、婚約者のことはまーーーーったく嫌いじゃない。とてももやもやするけど。
— 素麺ふし子 (@notfoundover) September 29, 2022

このまま結婚していいのかな?
結婚をやめるべきか?
義母との関係がどうしても改善されない場合には、結婚を見送る判断も必要となります。
以下のポイントを参考に、結婚をどうするのか、自分はどうしたいのかを改めて考えてみましょう。
パートナーと話し合う
パートナーに義母への不安を率直に話してみましょう。お互いの意見や考えを出し合って、解決策を見つける為の協力をしてくれるのか確認してみるのです。
気を付けるべきは、いくら義母と相性が悪いと言っても、パートナーにとっては母親であるという配慮を忘れないこと。
口汚く罵ったり感情のまま愚痴を垂れ流すようなことは辞めましょう。

全く話を聞いてくれない
母親の肩ばかり持つ
などの対応をされ婚約破棄した、という体験談もありますよ。
将来の見通し
結婚後、義母との関係が改善される見込みがあるかどうかを見極めましょう。今はまだ緊張状態の距離を感じるだけ、もしくはパートナーが義母との間に立ってくれるなどの場合は、関係性の改善が期待できます。

ストレス管理
義母との関係が、結婚生活にどれだけのストレスとなるかを想像してみましょう。自分が義母の何にストレスを感じているのかを分析し、把握しておく必要もあります。

結婚後の距離感についてもパートナーと話し合っておく必要があります。
結婚は一生続く事を前提に結ぶ契約です。結婚前から感じている不安や違和感をそのままにして決行しても、幸せにつながるとは言い切れません。
婚約まで話が進んでいると結婚の取りやめにも気が重くなるでしょうが、それでも一番大切にすべきは自分自身の心身に及ぶ幸せと平穏です。
義母への不安を抱えたまま結婚するのではなく、必ずパートナーと話し合い、一緒にこの問題に取り組める人かどうかも含めてきちんと見極める必要がありますよ。
まとめ
義母、「そんなに嫁と仲が良いなら老後も安心だね」「そのうち同居できるね」って言われたときに「老後は子どもたちに迷惑かけないようにするのが親の務めよ」「この距離感だからいいのよ、同居なんかするものじゃないわ」ってはっきり返してくれるような人だから仲良くできる~~~大好き過ぎる~~~
— 杏 (@apricot_candy_a) June 4, 2024
今回は、結婚前から感じる義母への不安感や、嫌いになってしまった感情について改善方法を調べ、そのうえで抱えがちな嫁姑問題から派生する
『結婚したくない』
という気持ちのやり場について調べてみました。
義母との関係が結婚生活に及ぼす影響は、あまり軽く考えてはいけません。『結婚したくない』と感じるほどの不安は、結婚前に解消できないか対処法を試してみるべきです。
その為には、パートナーとの話し合いが必須となります。義母との距離感や態度に嫌悪感を感じている場合には、あまりきつい言葉にならないよう気を付けながら、それでも率直に素直な気持ちを相談してみるのです。
結婚前から義母に対し『この人嫌いだわ』などの感情を持ったまま、パートナーの協力なしに結婚生活を円滑に進める事は不可能に近いからです。
嫁姑問題は、嫁と姑だけの問題ではありません。姑の息子たるパートナーにも問題解決のための努力は必要なのです。
そう言った協力が見られず、結婚後の義母の態度に変化を期待する事も難しいのであれば
『この状態では結婚したくない』
と伝え、結婚を見送るという選択肢を考慮すべきかと思います。
最終的には、自分とパートナーの幸せを最優先に考えるようにしましょう。