結婚を焦らなくてよかったって思うのはどんな時?アラフォーが焦って結婚したけど後悔した話をまとめてみた
結婚は人生における大きな決断の1つですが、アラフォーになると周囲からの結婚プレッシャーが強まったな、と感じる事はありませんか?
友人や会社の同僚も既婚者が増え、家族からの
『まだ結婚しないの?』
といった圧力に押され、焦って婚活を始めた、という方も多いのではないかと思います。
しかし、焦って結婚した結果、後悔しているというケースも少なくありません。
そういったケースの反面、焦らなくて良かった、との声も聞かれアラフォーの結婚観に大きく影響を及ぼしています。
そこで今回の記事では、アラフォーの結婚について、焦って結婚し後悔している方々の声を調べると共に、焦らなくて良かったと感じている人のその理由と、体験談についても調べてみました。
アラフォーになり結婚に焦った結果後悔した理由とは?
婚活の後悔は、焦りすぎたこと、小さなことにこだわりすぎたこと、自分の年齢を気にしすぎたこと、その場を楽しめなかったこと。独身は自由で誰でも好きに選べて、貴重な時間だった。恋愛なんて気軽に楽しめばよかった。焦っても決まらないものは決まらないのに。結婚できなきゃ不幸と思いすぎてた
— いう (@iuiuiu202012) January 22, 2024
そうなると私も焦っちゃう。
アラフォーが結婚に焦ってしまうのはどうして?
アラフォーになると、結婚を焦るのはどうしてなのでしょうか?
人によってはアラサーでも焦る、という事もありますが、しかし35歳~44歳あたりまでを指すaround40、つまりはアラフォーになると周囲の状況が大きく違ってくることが原因となっているようです。
その状況の変化を以下にまとめてみました。
1:友人や同僚にも既婚者が増えた
アラフォーに差し掛かると、仲の良い友人や同僚にも既婚者が増えてきます。
そうすると、これまでと同じような付き合い方が出来なくなり、多くの方は暇を持て余し、結婚した友人たちの生活や親戚付き合いなどの話に入っていけない、などの状況も重なることで、自分自身の結婚を現実的に意識してしまうのでしょう。
2:妊娠・出産のリミットを現実的に捉え始めた
結婚に年齢は関係ありませんが、妊娠には期限があります。
子供は2人以上欲しい、などの希望がある場合には、子供の人数や年齢差も考えねばならず、逆算するような形で結婚を焦ってしまう方も少なくありません。
年齢を重ねるほどに自然妊娠の確率は下がりますし、また高齢出産への不安もまた女性を焦らせる要因となるのでしょう。
しかし、現在でも男性はこの妊娠・出産を我が事のように捉えられる人が圧倒的に少ないのが現実です。
産後の妻のケアをしながら寝ずの育児が始まることを考えると、やはり少しでも若いうちに、との考えも結婚観に含めて欲しい、というのは、結婚に前向きでない交際相手を持つ女性側からの願いでもありますね。
3:老後への不安
友人や同僚が結婚していくなかで、ふと老後の不安がよぎることもあるでしょう。
年金やいつまで働けるかなどの生活に掛かる不安以外にも、歳を重ねた時1人でいるのは淋しいという感情が湧くからです。
こうした老後への不安に加え、子供有無や周囲からのプレッシャーが重なることで結婚に焦ってしまう方もいます。
4:両親からのプレッシャーが強まってきた
親というものは、基本的に子供の幸せを願っていますので、結婚=幸せなわけではないと分かっていても、この先も自分の子供は1人で生きていくのか、と考えたとき急に不安が襲ってくるのでしょう。
そういった不安に圧され、親の中には伝を使って縁談を組んだり、結婚相談所に申し込む場合もあるようです。
こういった両親からのアクティブなプレッシャーに追われ、自分で相手を見つけなくては!と焦って結婚しようとするのかもしれませんね。
こういった両親の行動により、結婚を焦ってしまう人は少ないないでしょう。
焦って結婚したけれど後悔したアラフォーの話
アラフォーになって結婚した人が、パートナーへの愚痴を漏らしたりこんなはずではなかったと話すのは、
『あの時自分は結婚に焦っていた』
と思っているからではないでしょうか?
理想の結婚生活ではない、という不満が、過去の焦りのせいだ、と 感じるからなのかもしれません。
そこで、実際に『焦って結婚して後悔してる』という人は、どんな不満があるのか、以下にまとめてみました。
1:キャリアの再構築に苦労しているAさん
30代後半で焦って結婚したAさんは、結婚相手の転勤について行く為に退職しました。しかし、徐々に
『仕事を辞めるんじゃなかった。』
との思いが強くなったそうで、Aさんは今キャリアの再構築に苦労しています。夫に単身赴任して貰うのではなく仕事を諦めた事が、結婚を焦らなければキャリアも順調に重ねられたかもしれない、という思いに繋がっているようですね。
2:価値観の違いに悩まされているBさん
結婚後に相手との価値観の違いに気付いたBさんは、日常生活に大きなストレスを抱えています。
『もっとちゃんと夫の事を知ってから結婚するべきだった。』
と後悔しているBさんは、結婚を焦るあまり相手を深く知ろうとしなかったようなのです。
結婚生活は価値観の擦り合わせがとても大切です。自分と違った価値観でも、相手の事を尊重できる2人であれば結婚生活も続けられますが、そうでない場合のストレスはかなりのものでしょう。
3:時間の融通が付かなくなったCさん
結婚して自分の時間が無くなってしまった、と嘆くCさん。
独身時代は趣味や友人との旅行など自分の時間を満喫していたCさんにとって、結婚して家庭の事で忙しくなってしまった事が辛いようです。
『昼間好きにすれば良いでしょ、と言われても、主人の帰り時間を気にしたんじゃ思い切り楽しめないの。』
と話すCさんにとって、結婚はどうしてもしたかったものでは無いのかもしれません。焦って結婚してしまったその選択を後悔しているようです。
周囲からの影響で焦っても良い結果には繋がりません。
自分の幸せは何なのか、どんな幸せを求めているのかを知り、その気持ちを大切にしましょう。
焦って結婚しない為のステップとは
自分の幸せを知って結婚を焦らないためには、どうしたら良いのでしょう。焦らないためには
- 自分磨き
- 友人や家族との時間を大切にする
- 自分の価値観の明確化
などを意識すると良いでしょう。
これらをより充実したものにする為に大切なのは、自己分析です。
まずは自分自身を深く理解する事が必要なため、自己分析をしてみましょう。
自己分析する事で、自分の価値観や求めるパートナー像がしっかりと見えてきます。しっかりと捉えた自己分析結果をもとに、人生の目標を明確にしましょう。そうすれば、自分にとって何が大切で、なにを失いたくないのかの把握ができます。
自己分析をした後、自分の趣味や興味にかける時間と、友人や家族との時間、それと共に経済的な安定を築く努力をしていくと、結婚したい・結婚しなくてはいけないといった考えに頭を支配される事は無くなるでしょう。
そうすることで、自分が結婚したいのか、したいのであればその理由まで考えてみるのです。そのうえで、婚活を始めるのであれば、自分が妥協できない点も理解してからのスタートできますよね。
焦らずに婚活するのであれば
- 仕事や趣味にかける自己成長
- 自己成長による経済的安定
- 理想のパートナー探し
- 心身の健康を保てる
などのメリットがありますので、周囲の環境やプレッシャーに押しつぶされながらの婚活ではなく、自分が本当に求めるものを追求できる、そんな婚活を目指しませんか?
アラフォーになっても結婚を焦らなくてよかったのはどうして?
今日も一日彼氏と過ごしてるけど本当に楽しい。この人といると本当に幸せ。36歳まで独身貫いてよかった。私を大切にしない元彼や、金銭感覚やセックスが合わない元彼と焦ってと結婚しなくて良かった。いくつになろうとも最高のパートナーに出会えればいいんだ!過去の苦しみも全て洗い流してくれる。
— まち (@w_xcsg) May 11, 2019
どうして焦らなかったのか教えて欲しいわ。
アラフォーになっても結婚を焦らなかったその理由
アラフォーになり結婚を焦る人がいれば、その反対に結婚には全く焦らなかった、という人もいます。では、焦らなかった、という人の理由は何なのでしょう。
その理由については、
- 結婚は人生の一部でしかない
- 自分の価値観を明確にしてみた
- 経済的安定の確保
の3つが挙げられるようです。
結婚結婚と言っても、世の中全ての男女が結婚しているわけではありません。また、結婚したからと言って全ての既婚者が幸せいっぱいの日々を送っているわけでもありません。
そのため、結婚は人生の一部であって必要不可欠なものでは無い、という考え方が、自身の結婚を焦らせなかったんだそうです。
往々にして、このような考えが出来る方の場合は、自分の価値感をしっかりと明確化し、その価値観を妥協してまで結婚したくない、という考えを持っています。そのため、出会いがあったとしても
『この人でいいか』
といった考えにはならず、自分の価値観と合う相手との出会いまで結婚に興味が湧かないのでしょう。
こうして、結婚せずに自分の時間を大切にしている人の多くは、向上心が高く仕事のスキル上昇や資格取得にも前向きです。結果としてそれが安定的な収入に繋がり、不安的な経済力に悩まされることありません。
つまり、自分自身をよく知っている人ほど結婚に焦る事は無い、という事です。
アラフォーでも結婚を焦らなくて良かったと思ったのはどうして?
では最後に、実際に結婚を焦らなかったアラフォーの皆さんの体験談を聞いてみましょう。
1:キャリアアップを優先した女性Aさん
憧れていた仕事に就いたAさんは、自己のキャリアを中断しかねない結婚や妊娠に価値を見出せず、アラフォーになっても結婚を焦る事は無かったんだそうです。子供も特に欲しいとは思っていなかったのも、焦らなかった大きな理由かもしれません。
『仕事柄、同僚も未婚者が多く、結婚に焦る事は無かったです。仕事は楽しいし、自分で稼いだお金で趣味の旅行に行くのも良い気分転換になっていました。
旅行先で出会った男性と話してみたら、職場が意外と近かったことや、趣味が同じこと、子供は授かりものだから絶対に欲しいわけではない、という考え方も合っていて、こんな出会いがあるんだとびっくりです。』
というAさんは、趣味の旅行先でダイビングに参加したところ、同じ船に乗っていた男性と意気投合し、帰宅後も関係を深め結婚されたんだそうです。
結婚に焦ることなく、自分の時間を大切にすることで、良いパートナーと出会うチャンスも広がるのかもしれませんね。
2:転勤が多く結婚は落ち着いてからと考えていた男性Bさん
建設関係の仕事をしているBさんは、職業柄日本全国を飛び回ることが多く、またその赴任期間も長くて1年半という短いスパンの為、なかなかお付き合いが続かず、落ち着くまでは結婚は無理だと考えているうちにアラフォーになったんだそうです。
しかし、たまたま自分の地元に赴任した際、共通の友人を通じて知り合った女性と少しづつ距離を縮め、地元が同じという事でトントン拍子に結婚話まで進みました。
『付き合って8か月ごろに次の赴任先が見えてきたのですが、彼女は僕から別れを告げられると思っていたんだそうです。というのも、僕が遠距恋愛は難しいよね、と出会った頃に話していたからなんですが…。
けれど彼女のその言葉に、この人と一生一緒に居たいと思い、結婚したいとの気持ちを伝えました。
さすがにすぐに結婚とはいきませんでしたが、赴任先が変わって遠距離恋愛になってもお互いに連絡を取り合う事で、彼女の事も僕の事も深く知り合えたと思います。
地元を遠く離れても自分で楽しみを見つけられる彼女と結婚出来て、今が本当に楽しいです。』
そう話すBさんは、45歳を過ぎアラフィフに差し掛かった現在でも、各地に転勤を繰り返す生活をされていますので、結婚は焦らずともタイミングが合えば意外とトントン拍子に進むものだと教えてくれました。
目線を変えれば、いくらでも自分の考えの幅は広がるんだと教えてくれる体験談だわ。
まとめ
30代独身女は地雷
私は35歳を過ぎてから良い出会いがあったし、年齢で焦って結婚しなくて本当に良かったと思っている。自分には自分のタイミングがあるから、人と比べなくても良いし、地雷じゃない。
— miko@ (@miko_mikonkatsu) August 27, 2024
今回は、アラフォーの結婚について、焦って結婚して後悔しているという人の理由と、焦らなくて良かったと話す人の体験談について調べてみました。
アラフォーになると、周囲の環境や周りから感じる結婚へのプレッシャーにより焦って結婚する方が少なくありませんが、しかしそうやって結婚した結果、後悔しているというケースもあります。
焦ってしまうと、自分の求める価値感を度外視したり、また相手の事を深く知るに至らないままに結婚してしまう事があるからでしょう。
こういった焦りによる結婚では、こんなはずではなかった、との思いが強くなってしまうのです。
結婚を焦らない事の重要性は、SNS等を見ても明らか。焦らずに自分のペースで生きて、大切なものを見失わない余裕は自己を成長させます。そうするうちに、本当に自分と合ったパートナーと出会った人が、焦らなくて良かった、と思うのも納得ですね。
キャリアの積み重ねや妊娠・出産など、結婚に掛かる確認事項は沢山あります。焦って結婚する事の無いよう、自己分析を大切にして、アラフォーだからなんて理由で婚活を始めるのはあまりおススメできません。
焦らずに自分の幸せを追求することこそが、最も大切なことだと思いますよ。