婚活の断り方でフェードアウトするのはアリ?会いたくない時のベストな断り方は?

婚活中の出会いには、どうしてもフィーリングが合わないものもあるでしょう。一緒にいても楽しくない・将来を考えられない、などの理由から『もう会いたくない』と感じる相手から次のデートに誘われたとき、フェードアウトという形で関係を終わらせようと考える方もいます。
しかしフェードアウトという断り方はおすすめできるものではありません。
この記事では、婚活で『会いたくない』と感じた時の断り方と、フェードアウトの是非について調べてみました。
婚活の断り方でフェードアウトするのはアリ?
やはり連絡の頻度が落ちるってのはそゆことだよね😅次の約束提案しておいてフェードアウトは人としてどうなの笑
— るな🦋@婚活 (@La5MuSvCeHTA5Wa) October 16, 2024

フェードアウトはアリかナシか
会いたくない理由や、デートの誘いを断る理由を考える必要のないフェードアウトは基本的にはナシと考えましょう。
フェードアウトは、相手に対して不誠実で失礼な対応だからです。。
これまで連絡が取れていた相手から返事が返ってこなくなったり、デートに誘うもスルーされてそのまま放置されることで、相手は不安や疑問や苛立ちなどの精神的な負担を抱える事にもなりかねません。
婚活に限らず、対人関係を円滑に運ぶためには、相手に対して誠実であることは必要最低限の礼儀です。
『会いたくない』と感じたときは、遠回しな方法ではなく、きちんと気持ちを伝えて切り替える事をおススメします。出会いへのは感謝を述べた上で、これ以上の関係は考えていない事を伝えて、丁寧に断るようにしましょう。
フェードアウトが相手に与える影響
『会いたくない』と感じても、フェードアウトせずにきちんと言葉で伝えなくてはいけない理由は、その行為が相手にとって悪影響を及ぼすからです。
それまで順調に連絡が取れていた相手から返事が返ってこない、デートの約束もスルーされるなどの行為は、フェードアウトされる側に戸惑いや不安といった心理的負担を与えます。
『相手に何かあったのではないか』という心配や、『自分の何が悪かったのか』という答えのない自問自答は、大きなストレスとなって心を乱すため、婚活において最も避けたい情緒不安を引き起こしかねません。
こういった身勝手なフェードアウトは、信頼関係を築くことが重要な婚活においては最大の悪手だと心得てください。少しずつ育んできた信頼関係を一方的に断ち切るフェードアウトは、相手を侮辱するのと同じことです。
また、簡単に関係が清算できると思いがちなフェードアウトは、自分自身の評価を下げる事にも繋がります。
誠実さに欠けるフェードアウトは、将来的な人間関係にも悪影響を及ぼす可能性がありますので、安直な考えで行動に移す事の無いように注意しましょうね。

- 誠実な対応
- タイミングを見極める
- 適切な方法
- 感謝を伝える
この4つを意識して相手にその旨を伝えましょう。
気持ちを伝える事から逃げない誠実さで、相手の時間を無駄にしないために早めのタイミングを見極めたら、感謝の気持ちを忘れずに丁寧な言葉で伝える、これが大切です。
『これまでありがとうございました』という言葉を添えて、相手への敬意を示しましょうね。
フェードアウトを避けるためのコミュニケーションスキル
フェードアウトを避けるために、コミュニケーションスキルを高めておきましょう。コミュニケーションがきちんととれていれば、相手の心理負担を軽減し、信頼関係を損なう事の無い円滑な婚活を進める事が出来ます。
フェードアウトに頼らないための心構えとして、最初から誠実なコミュニケーションを心掛けるようにしましょう。
誠実なコミュニケーションは、相手に対し真摯に向き合う姿勢から生まれます。自分の気持ちや考えを素直に伝え、相手の話にも真剣に耳を傾けること、これにより信頼関係を築いていくことが大切なのです。
婚活は明確な目的が無くてはゴールも見えてきません。そのため、自分が何を求めて、どんな人が理想のパートナーなのか具体的にイメージする必要があります。
そのイメージが見えているのであれば、理想と違う異性との関係を長く続けるメリットは、お互いほぼ無いに等しいと言えるでしょう。
無駄な時間をさけ効率的な婚活を進めていく為には、自分の気持ちを大切にし、自分自身に自信を持つ事が必要です。だからこそ、断ることに罪悪感を持たないでください。
自己肯定感を高く持てば、将来の見えない相手との関係を長く続けることが相手にも負担をかけていると分かるでしょう。

自分が断られる側としても、先が見えないと思われながらデートしたって楽しくないから、ちゃんと断ってくれた方がすっきり次に向かえそうな気がするわ。
会いたくない時の具体的な断り方
その人と別に会いたくないのに「会おう」って言われた時の断り方、遠回しになんて言えばいいかな…レパートリー尽きてきたぞ
— 31(sai) (@silent_31s) July 21, 2022

でも、具体的にはどんな風に断ればいいのかしら?
フェードアウトではなく円満に関係を終わらせる方法
自然消滅を狙うようなフェードアウトを実行しなくても、以下のようなアプローチで断ることが出来ます。
メッセージでの断り方
『こんにちは。これまでのやりとりなど、とても楽しかったのですが、私たちの価値観や求めるものが少し違うと感じています。この先、お互いにとって良い結果を得るためにも、ここで関係を終わらせたいと思います。いままでありがとうございました。』
メールやメッセージで断る際は、相手に対する配慮込めて、丁寧に気持ちを伝えることが大切です。喋り方や表情などの補足がない文字では、配慮を忘れると冷たい印象与えてしまうことがありますので、ご注意くださいね。
電話での断り方
『今、お電話大丈夫でしょうか?。これまで、いろいろなお話ができて楽しかったのですが、私たちには考え方の違いがあると感じました。お互いが幸せになるためにも、ここでお別れさせていただきたいと思います。これまでの時間、本当にありがとうございました。』
電話で断る場合は切り出す勇気が必要ですが、直接伝えることで誠意を示すことができます。会話をしながら話を進めて行かなくてはいけませんので、お相手からの反応もダイレクトに帰ってきますが、言葉にブレが生じないように自分の気持ちが固まってから伝えましょうね。
会って直接の断り方
『今日はお時間ありがとうございました。楽しかったのです。ただ、お話をする中で感じたのですが、私たちの将来的ビジョンに違いがあるように感じました。お互いにとって最適な結果のためにも、ここでお別れするのが良いと思います。今日まで本当にありがとうございました。』
直接会って話す場合は、相手の反応を見ながら丁寧に話を進めましょう。また切り出すときは、カフェなど第三者がいる所で伝えてください。人の目がある場所というのは、お相手も自分もお互い冷静に話す事が出来ますよ。

初めてのデート後に断る場合は
- 『お会いできて楽しかったです。ただ、実際にお会いして話していると将来的なビジョンが私とは違うのかな、という風に感じました。お互いの時間を大切にするためにも、これ以上の関係に進めない方が良いよ思います。ありがとうございました。』
数回のデートを重ねた後に断る場合は
- 『これまで楽しいデートをありがとうございました。何度かお会いして話をする中で、お互いが求めるものにズレがあるように感じてしまい、この先を考えたら今のタイミングでお別れするのがベストではないかと思っています。この先の良い出会いを願っています。』
お相手が積極的な場合は
- 『ご連絡ありがとうございます。お気持ちは嬉しいです。ただ、求めているものや価値観に違いがある私ではない、あなたの価値観にピッタリと合う方が他にいらっしゃると思います。ですので、これ以上の連絡はお互い辞めにしましょう。ご理解いただけると幸いです。』
このように、お相手との関係性の深さによっては断り方も多少変わってくるものです。
相手を不必要に傷つけないよう、言葉選びに気を付けて自分の気持ちをきちんと伝えましょう。
フェードアウトが避けられない場合
ここまで、フェードアウトは避けるべき行為という事を前提に書いてきましたが、しかしどうしてもフェードアウトを選ばなければならない状況に陥ってしまうこともあります。
相手がしつこく連絡してくるようなストーカー的な行動をとる場合や、直接話す事が身に危険を及ぼすと感じる時です。このような時は、自分の安全を最優先に考えましょう。
結婚相談所などを利用している場合には、まず担当カウンセラーなど間に入ってくれる人を頼りましょう。また必要に応じて、セキュリティの強化も必要です。セキュリティ会社を検討するとともに、家族や友人にも状況を伝え危険を共有してもらいます。
こちらからの連絡は控えてフェードアウトした後もしつこく連絡が来るようであれば、警察への相談など法的措置をとることも視野に入れてください。

まとめ
昨日は仕事が終わった後に、婚活友達にアポの断り方を相談した。正直に「このままアポやLINEを続けても合わないと思った」がいいのではってなった。いきなりブロックや無視は絶対にダメって言われた。今日はラブトランジットの最終話を観てから、髪を切りに美容室に行く。明日の4回目のアポに備える。
— いおり@婚活 (@aaronchang1173) September 6, 2024
この記事では、婚活で『会いたくない』と感じた相手への断り方を、フェードアウト以外の手段で伝えることを調べてみました。
フェードアウトは相手の尊厳を傷つけるだけでなく、自分自身の価値をも下げる行為です。
『会いたくない』と感じるような相手でも、誠実な対応を心掛け、メッセージやメール、電話などの間接的な方法で伝えてみたり、直接会って納得してもらえるようコミュニケーションスキルを身に着け、さらなる素敵な出会いを目指しましょう。
きちんとした断り方であれば、大抵の方が次を見て婚活をスムーズに進められるようになると思いますよ!