50代独身女性で親と同居するのがストレス！親の介護問題への対処法についても紹介

50代独身女性の中には親と同居しているケースがありますが、そこには高齢の親を見守れる安心感や、家の事を親と分担できる気楽さがだけがあるわけではありません。

親と同居する事にストレスを感じている人も当然います。

その大きな要因の一つには、親の介護問題があると言えるでしょう。

『自分の時間が無くてストレスの発散も出来ない』

『目が離せなくて仕事を続ける事も困難になってきた』

など、様々な悩みを抱えている人は少なくありません。

そこでこの記事では、親と同居する５０代独身女性が直面している親の介護問題について、ストレスを軽減や、親の介護を円滑に進めるための対処法について調べてみました。

親と同居する50代独身女性のストレス問題について

数年前にマンション買って
親と同居し始めたけどめちゃくちゃ
後悔してる。
一人暮らしに戻りたーい！！！！！
ストレスが爆発しそうだ💥

— きよ (@apexfrnuz) September 6, 2024

いずみさん

親との同居って、実家で一緒に暮らすケース以外にも自分の自宅に呼び寄せるパターンもあるわよね。

どちらにしてもストレスがゼロなわけないのよ…。

親と同居を始めるきっかけとは？

親と同居するきっかけは、

• 就職先が実家に近く１人暮らししなかった
• 親からの要望で実家に戻る、もしくは自宅に呼び寄せた
• 結婚を機に実家で二世帯同居を始めた

など様々です。

そんななか、５０代独身女性が親と同居を始めるきっかけに多いのが介護問題でしょう。

５０代の子を持つ親といえば、７０代～９０代に及びます。高齢になると認知症の発症や、転倒による怪我からの復帰の難しさなど、色々な問題が起こりそれまでの生活を維持する事が難しくなったため、同居を始めたというケースが意外と少なくないのです。

岡崎

認知症などの介護が必要なくても、運転免許の返納による買い物難民化や通院などの問題もあります。

高齢の親だけで暮らしていくには無理があると判断した場合、同居を始める事が多いようです。

親と同居するストレスの背景

５０代独身女性にとって、親との同居は大きなストレス要因となる事が多いです。

• 生活リズムの違い：生活リズムが合わず、自分の時間が持てない事にストレスを感じる。
• 介護の負担　　　：親の介護は肉体的・精神的に大きな負担となり、ストレスが溜まる。
• 経済的負担　　　：親の介護費用が家計を圧迫し、金銭的なストレスも加わる。
• 自由の制限　　　：自分の時間が極端に減ると、自由がないと感じてストレスが溜まる。

順調にキャリアを積み重ねてきた５０代独身女性には既に自立した生活があり、自己実現のために努力を続けてきたという自負もあります。しかし親と同居を始めると、この環境や生活リズムが崩れる事になるため、自由を制限されたように感じることが多いようです。

そこに、親の生活費のほか介護費用まで掛かる状況に、経済的負担を感じより一層ストレスを高めてしまうのでしょう。

いずみさん

親との同居は、５０代で独身の身には凄くストレスが溜まるの。それでも

『育ててくれた親の為だから』

って気持ちで取り組んじゃうから、ストレスの持って行き場がなくなるのかもしれないね。負担を軽くしようと考えること自体が親に申し訳ないような気がしてくるし…。

同居する親の介護問題に直面した時の対処法まとめ

知人から「介護における虐待は、同居の息子から母親のケースが多い」というのを聞いたのが、なんとなく頭に残っていて、親に虐待かぁ…😔と悲しい気持ち。
そして他人事ではない。もし親が急に倒れて介護が必要になったときどうしたら…？実家に帰るの？仕事しながら介護？といろいろ考えちゃう。

— おかわりちゃん🍚 (@kome_okawari) November 5, 2020

岡崎

親の介護問題は、多くの人が直面する問題です。

無理しないというのはなかなか難しいですが、抱えてしまいがちなストレスを少しでも軽減する為の方法を見てみましょう。

親の介護に直面した時にやるべき事とは？

親の介護問題に直面した時の対処法は、以下の方法が有効となります。

1:プロのサポートを受ける

介護に関する知識や技術を持つ専門家のサポートを受けることが重要です。

岡崎

親に介護が必要になったら、まずプロを頼りましょう。地域包括センターに相談することで、介護に関するサポートや情報を提供してくれます。

ケアマネージャーや介護福祉士から適切なアドバイスを貰い、車いすや介護ベッドなどの福祉用具をレンタルできれば、肉体的な負担の軽減に繋がりますね。

2:介護サービスの利用

公的な介護サービスやデイサービスの利用は介護負担を軽減できます。

いずみさん

ケアマネさん(ケアマネージャー)に相談したら、訪問介護やショートステイ(介護施設への短期入所)活用の他に、職場に申請できる介護休暇についても教えてくれたわ。

仕事しながらの介護から離れられるのは気持ちがリフレッシュできるわね。

3:地域サポートの活用

地域で活動している介護のサポートネットワークやコミュニティの支援により、介護の孤立感を和らげることが出来ます。

岡崎

自治体の支援プログラムや地域の介護ボランティアを頼ることで、親の介護による負担を抱えているのは自分だけではない、という安心感が生まれます。

同じように頑張っている人がいる、その頑張りを支えてくれる人がいると知る事で、心の支えを得る事が出来るでしょう。

介護は、

『いつまで続くか分からない』

という先行きの見えない状況が長く続く問題でもあるため、少しでも経済的負担やストレスを減らす事が大切です。公的機関や民間事業をうまく活用して、親の介護問題を1人で抱え込む環境を改善しましょう。

親の介護問題は、介護者自身のケアも重要です。介護者自身が心身ともに健康でなければ、親と共倒れしてしまうかもしれないからです。自分自身を大切にするためにも

• 自分の時間を作る
• 家族でコミュニケ—ションを取る

事を意識しましょう。プロを頼って親の介護に少しでも余裕を作れたら、その時間は自分の為に使ってください。

趣味を楽しんだり友人と会うほかに、足りない睡眠を補ったり健康的な食事を摂る事も、気持ちのリフレッシュに繋がります。介護の忙しさから睡眠不足や偏った食事を続ける事は、メンタルを崩す原因です。

しっかり寝てしっかり食べる、そして適度な運動を心掛けて、散歩や軽いストレッチなど日常に組み込みやすい運動を行いましょう。散歩であれば介護している親と一緒でもできる、と気分転換に活用している人もいますよ。

家族とコミュニケーションとは、家族会議を行い介護の分担や今後の方針を話し合う事です。親の介護に対する意見や気持ちを打ち明け、負担とストレスの軽減に繋げましょう。

岡崎

介護者自身が健康でなければ、良質な介護を提供することは出来ません。自分自身を後回しにせず、ストレス発散や費用問題についてもきちんと対策をとるようにしましょう。

仕事しながらの介護は大きな負担となる事は事実ですが、仕事が介護の気分転換になる場合もあります。

親の介護と仕事を両立させるためも、職場への相談は不可欠</strong>です。相談前に仕事と介護のタスクを整理して優先順位をつけておけば、ある程度のスケジュールを効率的に説明できます。

このとき注意すべきなのは、無理なスケジュールを組まないこと。

介護休暇を申請したり、リモートワークなどの柔軟な勤務時間や在宅勤務を検討して貰う事で、介護との両立を目指せますので、必要な手続きは事前に確認しておきましょう。

 

まとめ

60過ぎた人が90過ぎた親と同居している。
子は親の介護をしていて疲弊している。
親は介護施設への入所を断固拒否している模様。

— SNOWLOG@necoまっしぐら。 (@SnowlogY) January 11, 2025

この記事では、50代独身女性が親と同居する際のストレスや、親の介護問題について調べました。

親と同居することは大きな生活の変化をもたらします。そのうえ介護問題がのしかかってくると、ストレスは膨らむばかりでしょう。

今まで出来ていたことが出来なくなってくると親自身にもストレスが溜まり、介護者にはそのストレスがぶつけられることもあるかもしれません。

介護には補用の他にも肉体的な負担も大きく伸し掛かるため、50代独身女性にとってはかなりきつい重労働となります。

だからこそ、親の介護問題に直面した時には介護保険や介護サービスを活用し、職場にも相談しながら仕事と介護のバランを取ることが必要です。

介護は1人で抱え込める問題ではありません。介護者が、自分の事を後回しにしてばかりの生活では早々に破綻してしまう可能性すら出てきます。

親の介護問題に直面した時は、自分自身のケアにも気を配り、施設などの助けを活用して、自分の健康と親の幸福を両立させるために無理しすぎない介護生活を目指してくださいね。